忍者ブログ

札幌西高校文芸部活動日誌

西高文芸部員が気のみ気のまま付ける活動記録。個性溢れる文章で日々の活動を記録していければいいのだが、果たしていつまで続くのやら……

   

全道大会!

こんにちは、久しぶりにブログを見たら最新記事が私が書いたリレー小説になっていてちょっと焦った倉橋涼音です!もう1か月たったのに……。まさかの事態です。

さて、私たち文芸部は10月3日から5日に旭川で行われた全道高等学校文芸研究大会に参加してきました。少し遅くなってしまったのですが、その時のことを書いていきたいと思います!

大会は 1日目:文学散歩 2日目:講演会&分科会 3日目:分科会&表彰 という日程で行われました。文学散歩では三浦綾子文学記念館等を回りました。私は部誌の分科会に参加したので、文学散歩では分科会で作る部誌の取材活動をしました。といっても私はあまり役に立てなかったのですが……。同じ班だった皆さん、すみませんでした!文学散歩で一番記憶に残っているところは望岳台です。私、パンプスで大会に行っちゃったんですよ。望岳台って斜面急で石もたくさんあって。完全に靴を選び間違えましたね……。なんとか転ばずに済んでよかったです。分科会では全国で入賞した部誌の研究や各校で持ち寄った部誌の合評、部誌作りをしました。様々な経験ができて、本当によかったです。この分科会で得たことを今後の部誌作りにも生かしていきたいです!

また、自由時間もとても楽しかったです!夜みんなで集まってトランプしたり……。私、2日間で6回も負けたんですよ、なぜか。みんな2回とか3回くらいなのに。ブラックジャックでの運のなさには自分でもひきました。2、10の後にまた10が来るなんて!オーバーした人と一番少なかった人が負けだったので、ひかないと負けだったんです。それで引いたら22とか……。泣きたくなりました。なにはともあれ、トランプ大会はすっごく盛り上がりました。今回の大会で、ほかの部員さんについてたくさん知ることができたと思います。本当に楽しかったです!

こんな感じでしょうか。また思いついたら書くかもしれません。あ、ここに書いてないことで「これも!」というものがある人がいたらぜひ書いてください♪

次の部誌に載せる小説、そろそろ書き始めなきゃなぁ……。それでは、倉橋涼音でした。

拍手[1回]

PR

リレー小説「Library」4<倉橋涼音>

 放課後、私は走っていた。普段なら誰も近づかない体育館裏に向かって。するとそこに、広輝の姿が見えた。毎日会っているというのに、それだけのことでいつもうれしくなってしまう。
「広輝!」
 と、呼ぼうとした時のことだった。
「先輩、好きです」
 そう言ったのは広輝と同じ、図書局の女の子。
「……俺も、好きだよ」
 そう答えたのは広輝。嘘……嘘でしょ? 広輝に好きな子がいたなんて、知らなかった。知りたくなかった。私はすぐにその場から逃げ出そうとした。幸せそうな二人を見ているのがつらかったから。でも、そんな思いとは裏腹に、私は金縛りにあったかのように動けなくなっていた。いやだ、もう何も見たくない、何も知りたくない。今にも涙があふれ出してきそうだ。そんな中、広輝はその子を抱きしめた。いやだいやだいやだ。
「広輝っ!!」
 

 あ、あれ? ここは……私の部屋? 私は今までのが全部夢だったのだと気付くまでに、少し時間がかかった。夢でよかった、と安心したのも束の間。枕元の目覚まし時計が目に入る。時刻は8時5分。やばい、遅刻する。私は焦って学校へ行く支度を始める。
「お母さん、なんで起こしてくれなかったのよ~!」
「何度も起こしたわよ。あんたが起きなかったんじゃない」
 今こんなことを言っても誰も信じてくれないかもしれないが、私は寝起きはいいほうだ。寝坊なんて滅多にしない。じゃあなぜ今日は寝坊したのか。それは広輝のことが気になって、なかなか寝付けなかったからだ。あんな夢を見てしまったのもそう、全部広輝のことが気になるから。一昨日からずっと、そのことばかりが私の脳内を支配している。
 

 そんなことを考えながら家を出ると、ちょうど隣の家から出てきた広輝と目が合う。なんというタイミング。いつもだったら広輝に会えてすごくうれしいはずなのに、今はあまりうれしくない。いつも通りじゃいられなくなってしまいそうだから。意識しすぎだな、と自分でも思う。でもあんな夢を見た後で、意識せずにいられるわけがない。
「……おはよ、七海」
 
「お、おはよ……」
 気まずい沈黙が流れる。どうしよう、何か言わなきゃ。いつも通り、いつも通り……。そう思えば思うほど、どうすればいいのかわからなくなってしまう。
「七海、一昨日のことだけど」
 先に口を開いたのは広輝だった。一昨日のこと。その言葉を聞いただけで、私は息が詰まりそうになった。きっと、いや絶対、告白の時のことだ。そのことはメールで一度聞かされた。告白した女の子のことや、その子に考えさせてくれって言ったこと。でも私はその時そのことには触れなかったし、広輝もそれ以上は何も言ってこなかった。それなのに今、このタイミングでその話をしてくるなんて。聞きたくない、何も。
「あ、私、急がなきゃ。遅刻しちゃう。広輝も急いだほうがいいよ!」
 そう言い、私は走り出す。もちろん一昨日の話は気にならないわけではないのだけれど、それ以上に聞くのが怖かった。もし広輝と麻衣ちゃんが両想いだったら。考えるだけで怖いし、つらい。広輝は考えさせてくれって言ったらしいから、もうすでに付き合っているということはないと思う。でもこれからどうなるかはわからない。もし今朝の夢が現実になってしまったら。そんなことを考えると今にも涙があふれ出しそうになって、私は必死にそれをこらえながら学校へと走った。

 

拍手[1回]

・・・あとがき

文学道場


さて、テストが返ってき始めて
絶望の淵に立たされている玖狼です(^^)/

今日は遅ればせながらも8月1、2、3日に参加してきた
文学道場の軽いレポート書きます(*^_^*)



中島公園の敷地内にある文学館にて行われたこの講習には
あの「東京バンドワゴン」シリーズでおなじみの
小路幸也さんが講師としていらしてました。

……と、いっても玖狼はこの作家さんをまったく知らず
あまり感激もないまま一日目を迎えました 笑



三日間で一つの作品の構成を作り上げ、
その後各自で完成させて提出、という形だったのですが

玖狼は前々からチャレンジしたかった動物のでてくるファンタジー
の物語を完成させようと、軽く構成を考えていきました。

小路さんのアドバイスは
「ファンタジーはたとえ小説に出てこない些細なことでも
細かく設定しなさい」

だからファンタジーは難しいけれど奥が深い、と
おっしゃっていました。


二日目、玖狼は勇気を振り絞ってふりしぼって
己の短編小説を先生に見ていただきました。
(そんなことやってる人は参加者11人中、玖狼だけでした♪)

皆様ご存知だと嬉しいのですが、いつかの部誌に
掲載しました「Human Clone」というSFの感想は

「本格SFの設定かと思ったのに、恋愛要素が強すぎて
ライトノベルみたい」

でした。

こんなことで玖狼はめげません!

さらにいじめられようともう一つの作品
(札幌市文芸大会に提出し、ぼろくその審査をうけた小説)
のコメントは

「場面設定が非現実すぎ。でも話の流れとしてはおかしくないし、
キーアイテムの使い方もうまいよ。でもやっぱり非現実的すぎ」


うっはーキターーー(^◇^)ーーーー!!
非現実!

この物語「口遊む歌に思い出を」は
大幅に改訂して次回の部誌に掲載予定です 笑




三日目、物語を書くときの文体について
アドバイスをうけました。

一人称は主人公目線、
三人称はいわゆる神様目線です。

もっと複雑なんだそうですがそこは置いときましょう(^^)/

私は一人称のほうが慣れている、と先生に言われました。
ファンタジーは大体三人称で書かれているのに……

だからこの講習で作り上げた小説「Loup Maudire」 は少し
異質な書き方をしていますw

 



そんなこんなで終わった文学道場。
「物語を作るときは読者にかならず「なるほど」とおもわせる設定を作りなさい。
そうすればどんな設定でもおかしな小説にはならないから」
という小路先生の言葉を胸に、玖狼は今後もがんばります!

長くなりましたが、レポートを終わります*


「口遊む歌に思い出を」「Loup Maudire」
もよろしくお願いいたします(^^)/














拍手[0回]

ぶぉんぶぉん


みなさん元気してますかぁああああああ直樹です。
なんか前々記事で秋永先輩が軽くておkサイン出してましたので、

じゃぁはっちゃけてやろうじゃないかい!!!!

そして今に至る。




テストぅォオオォオオ。
明日からテストでっせ、ふぉぉおお信じない、これは夢だ夢だ夢だ。
いいんだてすとをのりきればゆめのさんれんきゅうがおれをまっているんだ。
そしてげんこうするんだいっぱいえかくんだ、げーむするんだうぁぁあああああ



ん?次の文芸部の部誌はいつだろう?

拍手[0回]

う…嘘だろ…


みなさん、こんばんわ(*^_^*)

旭に「天使」だなーんて言われた玖狼ですw



違うんですよ、あたしは外見も中身も

天使とかけ離れた変態さんなんですよ



なのに旭ときたら…もう、上手なんだから(^^)/

そんな子にはこの玖狼

ガリガリ君のコーンポタージュ

買ってあげちゃうぞwww



ハッハッハ、いやなに、遠慮することはないさ)^o^(





ん…何(^^)?





あ…いらない。

遠慮じゃなくて、いらない、と。







うふふふふふふふふ…………

そーよねそんなモン食べたいと思うのは

ゲテモノ好きの玖狼くらいよね~((+_+))




そんなわけでワタクシ、明日

ガリガリ君コーンポタージュ味、食します 笑



一緒にチャレンジしてくれる人、

コメント欄にぜひ感想書いてね(*^_^*)







拍手[1回]

  

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1
7 8 9 10
13 14 16 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

プロフィール

HN:
札幌西高 文芸部
性別:
非公開
自己紹介:
北の大地なる札幌西高校の文芸部員がまったり管理するブログです。活動報告、雑談などなど混ざってます。
そのうちに誰かが文芸部にイノベーションを起こしてくれるような気がしないでもない。

*コメントはお気軽に。ネチケットお願いします。
*ラジオ企画進行中!
*リンクはフリー。相互リンク歓迎します。

バーコード

ブログ内検索

最新コメント

[07/05 秋永准]
[06/05 あきら]
[09/05 秋永准]
[04/23 元西高生]
[12/25 もと西高文芸部員]
Copyright ©  -- 札幌西高校文芸部活動日誌 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]