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西高文芸部員が気のみ気のまま付ける活動記録。個性溢れる文章で日々の活動を記録していければいいのだが、果たしていつまで続くのやら……
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札幌西高 文芸部
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北の大地なる札幌西高校の文芸部員がまったり管理するブログです。活動報告、雑談などなど混ざってます。
そのうちに誰かが文芸部にイノベーションを起こしてくれるような気がしないでもない。

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久々に図書室に来た折、「ソクラテスの弁明」、なんて読む気のしない文庫本を手に取って、私は隣のテーブルを見つめていた。普段は一秒だって黙ってないお喋りカラスの癖に、今のあいつはページを捲る時以外はピクリとも動かない。なんだか趣味の悪いアクセントがついている黒縁の眼鏡が、このときばかりは彼を知的に魅せて、その横顔に私はまた見とれてしまう。

ほんとに、あいつは勿体無い。いつの間にか、それがあいつに対する口癖になっていたのであった。

何が何だかさっぱりだったけれど、ぱらぱらと「ソクラテスの弁明」を眺めた。全く持って面白くない。読むのを諦め、本棚に戻そうとすると、突然横から伸びてきた手にひょいと抜かれてしまった。驚いて横を向くと、そこにはあいつが立っていた。

「七海って、こんな本読むんだな」
「もう、びっくりした」

拗ねてそっぽを向くと、ほっぺを人差し指で突かれた。

「広輝、何してんの?」

恥ずかしくなって、私は思わず声を響かせてしまった。周りの目が一斉にこっちを見た。

「帰ろっか」

広輝は少し気まずそうな顔して、小声でそう言うと、出口のほうへ歩きだした。
私もその後をこそこそと続いて出て行った。




執筆、コダマ黎歩

修正したい部分があったらどぞー


図書室で赤らむ2人組的な雰囲気に仕上げてみました

現時点で付き合ってるかは決めてません

告白までを話のメインにしてもOK、いちゃつき話を書いてもOK、別れを書いてもOK(告白までが一番書きやすいっちゃ書きやすいかも)

広輝、名前仮です

女子視点から普段は良くも悪くも(?)五月蝿いキャラですが
図書室で本を読んでるときはめっちゃクールでインテリに見えるって設定
七海はそんな自分だけが知ってる一面にちょっぴりきゅんきゅんしてます

広輝のほうは七海のどこに惹かれてるかは未定ですが
七海は一応明るくて言いたい事はっきり言っちゃうタイプで、それをいじめるのが楽しいくらいだと
女子<男子 な展開
七海の意見に押されてると
女子>男子 な展開が作れるかな、と


これから帰り道の雰囲気作るのは次の方に丸投げします♪(ぇ
また色々と設定作れる場面だと思われます
これから学祭だね、とか
好きな人いるの、とか


でわわーノシ

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◆ 説明、またの名を、言い訳。
リレー小説、いきなり始まりましたねw
この半強行に形容し難い面白さを感じています。ワクワクです。

しかし序盤のうちに僕が書いてしまうと後の人が大変だと思うので(設定とか文体とか)、まだ書けません。他の方、誰か宜しくお願いします。

……決して執筆から逃げている訳ではないのですよ? いや、ほんとに。こんなこと書くと「逃げてるのか」と思われそうですが、書かないでいるともっと思われる可能性があるので、念のため書いておきます。

なんてくどい説明(言い訳ともいう)なんでしょう。
秋永准 2011/03/12(Sat)23:02:01 編集
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