札幌西高校文芸部活動日誌
西高文芸部員が気のみ気のまま付ける活動記録。個性溢れる文章で日々の活動を記録していければいいのだが、果たしていつまで続くのやら……
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大会→締め切り→テスト
こんにちは、とにかく時間がほしい倉橋涼音です!一日が24時間なんて短すぎる……。
そんな私、倉橋涼音は10月の25、26日にまたしても大会に行ってきました!今回は全国高文連北海道・東北文芸大会という大会です。と、言っても場所は札幌だったのですが。またかよ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レポートしたいと思います。
一日目は楽器演奏鑑賞や講演、文学研修がありました。楽器演奏鑑賞と講演では、アイヌ文化について知ることができました。私は北海道民ですが、アイヌのことは全然知らなかったです。もっと知りたいと思いましたし、知るべきだと思いました。また、文学研修ではモエレ沼公園、札幌大倉山展望台、旭山記念公園に行きました。モエレ沼公園では面白いものも見つけることができました。色々と新しい発見があり、楽しかったです。そして一日目終了後には、交流会がありました。他校の文芸部の活動についてたくさん聞くことができました。あまりそういう機会はないので、とても楽しかったです。
二日目は分科会がありました。私は司会だったこともあり、始まる前からとても緊張してしまいました(笑)。合評の時間を余らせてしまったときは本当に冷や汗ものでした……。なんとか無事に終えることができたのでよかったです。同じグループだった皆さん、本当にありがとうございました!
というわけで大会、こんな感じです!それにしても文芸部に入ってからたくさん大会行ってるなあ、私。
で、大会終わったと思ったら今月締め切りですよ!テストもありますよ!嗚呼、時間がほしい……。というわけで今回のタイトルになったわけです。いや~、本当に締め切りに間に合うんだろうか。今日なんとか一本できました。でももう片方の企画モノが全然……(汗)。個人作品もできれば出したいしなあ。書けるのかなあ、個人。そっちも全く思いつきません。ヤバいぞ!
とにかく考えます。では、倉橋涼音でした!
そんな私、倉橋涼音は10月の25、26日にまたしても大会に行ってきました!今回は全国高文連北海道・東北文芸大会という大会です。と、言っても場所は札幌だったのですが。またかよ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レポートしたいと思います。
一日目は楽器演奏鑑賞や講演、文学研修がありました。楽器演奏鑑賞と講演では、アイヌ文化について知ることができました。私は北海道民ですが、アイヌのことは全然知らなかったです。もっと知りたいと思いましたし、知るべきだと思いました。また、文学研修ではモエレ沼公園、札幌大倉山展望台、旭山記念公園に行きました。モエレ沼公園では面白いものも見つけることができました。色々と新しい発見があり、楽しかったです。そして一日目終了後には、交流会がありました。他校の文芸部の活動についてたくさん聞くことができました。あまりそういう機会はないので、とても楽しかったです。
二日目は分科会がありました。私は司会だったこともあり、始まる前からとても緊張してしまいました(笑)。合評の時間を余らせてしまったときは本当に冷や汗ものでした……。なんとか無事に終えることができたのでよかったです。同じグループだった皆さん、本当にありがとうございました!
というわけで大会、こんな感じです!それにしても文芸部に入ってからたくさん大会行ってるなあ、私。
で、大会終わったと思ったら今月締め切りですよ!テストもありますよ!嗚呼、時間がほしい……。というわけで今回のタイトルになったわけです。いや~、本当に締め切りに間に合うんだろうか。今日なんとか一本できました。でももう片方の企画モノが全然……(汗)。個人作品もできれば出したいしなあ。書けるのかなあ、個人。そっちも全く思いつきません。ヤバいぞ!
とにかく考えます。では、倉橋涼音でした!
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〆切まで10日過ぎたェ…
やっほい、旭でっす☆
旭は今片手にプリントを持っています。
何のプリントかというと、前に文芸部で行った時にもらったもので。
先輩の素敵な文字が書かれています。
で、旭はある一行をずっと凝視しています。
で、少し目をそらします。
で、また目を戻す。
・・・どうやら現実みたいです。
『11月30日 一次締切』
「あー、この日、「RDG」(私の愛読書)の最終巻発売日だぁ。」
とか呟いてみる。
ふぃー・・・。
すいません。現実逃避していました。
頑張るんで見捨てないでください。
いやー、もう本当・・・。
頑張ります。
まずは、このインターネットのケーブルをパソコンから抜くか。
ネットにつながるパソコンなんて、蟻地獄以外の何物でもない。
いや、ネタはあるんです。あるんですけど・・・ね?
誰か、このブログに「締切前に書き終わったよ☆」とか書いてくれよ。
このグダグダ感をなんとかしてください。
倉橋様とかイケるんじゃね?
それでは、旭でした。
旭は今片手にプリントを持っています。
何のプリントかというと、前に文芸部で行った時にもらったもので。
先輩の素敵な文字が書かれています。
で、旭はある一行をずっと凝視しています。
で、少し目をそらします。
で、また目を戻す。
・・・どうやら現実みたいです。
『11月30日 一次締切』
「あー、この日、「RDG」(私の愛読書)の最終巻発売日だぁ。」
とか呟いてみる。
ふぃー・・・。
すいません。現実逃避していました。
頑張るんで見捨てないでください。
いやー、もう本当・・・。
頑張ります。
まずは、このインターネットのケーブルをパソコンから抜くか。
ネットにつながるパソコンなんて、蟻地獄以外の何物でもない。
いや、ネタはあるんです。あるんですけど・・・ね?
誰か、このブログに「締切前に書き終わったよ☆」とか書いてくれよ。
このグダグダ感をなんとかしてください。
倉橋様とかイケるんじゃね?
それでは、旭でした。
全道大会!
こんにちは、久しぶりにブログを見たら最新記事が私が書いたリレー小説になっていてちょっと焦った倉橋涼音です!もう1か月たったのに……。まさかの事態です。
さて、私たち文芸部は10月3日から5日に旭川で行われた全道高等学校文芸研究大会に参加してきました。少し遅くなってしまったのですが、その時のことを書いていきたいと思います!
大会は 1日目:文学散歩 2日目:講演会&分科会 3日目:分科会&表彰 という日程で行われました。文学散歩では三浦綾子文学記念館等を回りました。私は部誌の分科会に参加したので、文学散歩では分科会で作る部誌の取材活動をしました。といっても私はあまり役に立てなかったのですが……。同じ班だった皆さん、すみませんでした!文学散歩で一番記憶に残っているところは望岳台です。私、パンプスで大会に行っちゃったんですよ。望岳台って斜面急で石もたくさんあって。完全に靴を選び間違えましたね……。なんとか転ばずに済んでよかったです。分科会では全国で入賞した部誌の研究や各校で持ち寄った部誌の合評、部誌作りをしました。様々な経験ができて、本当によかったです。この分科会で得たことを今後の部誌作りにも生かしていきたいです!
また、自由時間もとても楽しかったです!夜みんなで集まってトランプしたり……。私、2日間で6回も負けたんですよ、なぜか。みんな2回とか3回くらいなのに。ブラックジャックでの運のなさには自分でもひきました。2、10の後にまた10が来るなんて!オーバーした人と一番少なかった人が負けだったので、ひかないと負けだったんです。それで引いたら22とか……。泣きたくなりました。なにはともあれ、トランプ大会はすっごく盛り上がりました。今回の大会で、ほかの部員さんについてたくさん知ることができたと思います。本当に楽しかったです!
こんな感じでしょうか。また思いついたら書くかもしれません。あ、ここに書いてないことで「これも!」というものがある人がいたらぜひ書いてください♪
次の部誌に載せる小説、そろそろ書き始めなきゃなぁ……。それでは、倉橋涼音でした。
さて、私たち文芸部は10月3日から5日に旭川で行われた全道高等学校文芸研究大会に参加してきました。少し遅くなってしまったのですが、その時のことを書いていきたいと思います!
大会は 1日目:文学散歩 2日目:講演会&分科会 3日目:分科会&表彰 という日程で行われました。文学散歩では三浦綾子文学記念館等を回りました。私は部誌の分科会に参加したので、文学散歩では分科会で作る部誌の取材活動をしました。といっても私はあまり役に立てなかったのですが……。同じ班だった皆さん、すみませんでした!文学散歩で一番記憶に残っているところは望岳台です。私、パンプスで大会に行っちゃったんですよ。望岳台って斜面急で石もたくさんあって。完全に靴を選び間違えましたね……。なんとか転ばずに済んでよかったです。分科会では全国で入賞した部誌の研究や各校で持ち寄った部誌の合評、部誌作りをしました。様々な経験ができて、本当によかったです。この分科会で得たことを今後の部誌作りにも生かしていきたいです!
また、自由時間もとても楽しかったです!夜みんなで集まってトランプしたり……。私、2日間で6回も負けたんですよ、なぜか。みんな2回とか3回くらいなのに。ブラックジャックでの運のなさには自分でもひきました。2、10の後にまた10が来るなんて!オーバーした人と一番少なかった人が負けだったので、ひかないと負けだったんです。それで引いたら22とか……。泣きたくなりました。なにはともあれ、トランプ大会はすっごく盛り上がりました。今回の大会で、ほかの部員さんについてたくさん知ることができたと思います。本当に楽しかったです!
こんな感じでしょうか。また思いついたら書くかもしれません。あ、ここに書いてないことで「これも!」というものがある人がいたらぜひ書いてください♪
次の部誌に載せる小説、そろそろ書き始めなきゃなぁ……。それでは、倉橋涼音でした。
リレー小説「Library」4<倉橋涼音>
放課後、私は走っていた。普段なら誰も近づかない体育館裏に向かって。するとそこに、広輝の姿が見えた。毎日会っているというのに、それだけのことでいつもうれしくなってしまう。
「広輝!」
と、呼ぼうとした時のことだった。
「先輩、好きです」
そう言ったのは広輝と同じ、図書局の女の子。
「……俺も、好きだよ」
そう答えたのは広輝。嘘……嘘でしょ? 広輝に好きな子がいたなんて、知らなかった。知りたくなかった。私はすぐにその場から逃げ出そうとした。幸せそうな二人を見ているのがつらかったから。でも、そんな思いとは裏腹に、私は金縛りにあったかのように動けなくなっていた。いやだ、もう何も見たくない、何も知りたくない。今にも涙があふれ出してきそうだ。そんな中、広輝はその子を抱きしめた。いやだいやだいやだ。
「広輝っ!!」
あ、あれ? ここは……私の部屋? 私は今までのが全部夢だったのだと気付くまでに、少し時間がかかった。夢でよかった、と安心したのも束の間。枕元の目覚まし時計が目に入る。時刻は8時5分。やばい、遅刻する。私は焦って学校へ行く支度を始める。
「お母さん、なんで起こしてくれなかったのよ~!」
「何度も起こしたわよ。あんたが起きなかったんじゃない」
今こんなことを言っても誰も信じてくれないかもしれないが、私は寝起きはいいほうだ。寝坊なんて滅多にしない。じゃあなぜ今日は寝坊したのか。それは広輝のことが気になって、なかなか寝付けなかったからだ。あんな夢を見てしまったのもそう、全部広輝のことが気になるから。一昨日からずっと、そのことばかりが私の脳内を支配している。
そんなことを考えながら家を出ると、ちょうど隣の家から出てきた広輝と目が合う。なんというタイミング。いつもだったら広輝に会えてすごくうれしいはずなのに、今はあまりうれしくない。いつも通りじゃいられなくなってしまいそうだから。意識しすぎだな、と自分でも思う。でもあんな夢を見た後で、意識せずにいられるわけがない。
「……おはよ、七海」
「お、おはよ……」
気まずい沈黙が流れる。どうしよう、何か言わなきゃ。いつも通り、いつも通り……。そう思えば思うほど、どうすればいいのかわからなくなってしまう。
「七海、一昨日のことだけど」
先に口を開いたのは広輝だった。一昨日のこと。その言葉を聞いただけで、私は息が詰まりそうになった。きっと、いや絶対、告白の時のことだ。そのことはメールで一度聞かされた。告白した女の子のことや、その子に考えさせてくれって言ったこと。でも私はその時そのことには触れなかったし、広輝もそれ以上は何も言ってこなかった。それなのに今、このタイミングでその話をしてくるなんて。聞きたくない、何も。
「あ、私、急がなきゃ。遅刻しちゃう。広輝も急いだほうがいいよ!」
そう言い、私は走り出す。もちろん一昨日の話は気にならないわけではないのだけれど、それ以上に聞くのが怖かった。もし広輝と麻衣ちゃんが両想いだったら。考えるだけで怖いし、つらい。広輝は考えさせてくれって言ったらしいから、もうすでに付き合っているということはないと思う。でもこれからどうなるかはわからない。もし今朝の夢が現実になってしまったら。そんなことを考えると今にも涙があふれ出しそうになって、私は必死にそれをこらえながら学校へと走った。
「広輝!」
と、呼ぼうとした時のことだった。
「先輩、好きです」
そう言ったのは広輝と同じ、図書局の女の子。
「……俺も、好きだよ」
そう答えたのは広輝。嘘……嘘でしょ? 広輝に好きな子がいたなんて、知らなかった。知りたくなかった。私はすぐにその場から逃げ出そうとした。幸せそうな二人を見ているのがつらかったから。でも、そんな思いとは裏腹に、私は金縛りにあったかのように動けなくなっていた。いやだ、もう何も見たくない、何も知りたくない。今にも涙があふれ出してきそうだ。そんな中、広輝はその子を抱きしめた。いやだいやだいやだ。
「広輝っ!!」
あ、あれ? ここは……私の部屋? 私は今までのが全部夢だったのだと気付くまでに、少し時間がかかった。夢でよかった、と安心したのも束の間。枕元の目覚まし時計が目に入る。時刻は8時5分。やばい、遅刻する。私は焦って学校へ行く支度を始める。
「お母さん、なんで起こしてくれなかったのよ~!」
「何度も起こしたわよ。あんたが起きなかったんじゃない」
今こんなことを言っても誰も信じてくれないかもしれないが、私は寝起きはいいほうだ。寝坊なんて滅多にしない。じゃあなぜ今日は寝坊したのか。それは広輝のことが気になって、なかなか寝付けなかったからだ。あんな夢を見てしまったのもそう、全部広輝のことが気になるから。一昨日からずっと、そのことばかりが私の脳内を支配している。
そんなことを考えながら家を出ると、ちょうど隣の家から出てきた広輝と目が合う。なんというタイミング。いつもだったら広輝に会えてすごくうれしいはずなのに、今はあまりうれしくない。いつも通りじゃいられなくなってしまいそうだから。意識しすぎだな、と自分でも思う。でもあんな夢を見た後で、意識せずにいられるわけがない。
「……おはよ、七海」
「お、おはよ……」
気まずい沈黙が流れる。どうしよう、何か言わなきゃ。いつも通り、いつも通り……。そう思えば思うほど、どうすればいいのかわからなくなってしまう。
「七海、一昨日のことだけど」
先に口を開いたのは広輝だった。一昨日のこと。その言葉を聞いただけで、私は息が詰まりそうになった。きっと、いや絶対、告白の時のことだ。そのことはメールで一度聞かされた。告白した女の子のことや、その子に考えさせてくれって言ったこと。でも私はその時そのことには触れなかったし、広輝もそれ以上は何も言ってこなかった。それなのに今、このタイミングでその話をしてくるなんて。聞きたくない、何も。
「あ、私、急がなきゃ。遅刻しちゃう。広輝も急いだほうがいいよ!」
そう言い、私は走り出す。もちろん一昨日の話は気にならないわけではないのだけれど、それ以上に聞くのが怖かった。もし広輝と麻衣ちゃんが両想いだったら。考えるだけで怖いし、つらい。広輝は考えさせてくれって言ったらしいから、もうすでに付き合っているということはないと思う。でもこれからどうなるかはわからない。もし今朝の夢が現実になってしまったら。そんなことを考えると今にも涙があふれ出しそうになって、私は必死にそれをこらえながら学校へと走った。